9月2日(月)~10月23日(水)23時まで、私達にゃんサポあきる野のプロジェクト【助成金のないあきる野市で地域猫活動を諦めたくない】のクラウドファンディングをおこなっています。
さくらちゃん、昨日午後2時10分に虹の橋へと旅立ちました。
私の隣に横たわり、呼吸が早くなり、時々フッと息を吐いていました。
さくら、そばにいるよ、大丈夫だよ。
と声をかけると、口を少し開いて、ニャと言っているようでした。
肺呼吸が止まっても、ハッと息を吐き呼吸をしようと頑張りました。
さくら、一緒にいるよ。
さくちゃん、怖くないよ。
娘と声をかけながら、さくらちゃんの旅立ちを見送ることができました。
本日火葬して頂き、遺骨となって戻ってきました…
2022年3月31日、さくらちゃんを保護しました。同時に保護した真菌感性したイチローくんと離す部屋がなく、イチローくんの治療が終わるまでの3ヶ月間、八王子市のはちねこさんに預かって頂きました。
ボランティアのみなさんに、かわいい、かわいいと言ってもらいました。
たくさん美味しいものを食べさせて頂いて、可愛がって頂いて本当にありがとうございました。
イチローくんが完治して、さくらちゃんが我が家にきてから2年2ヶ月。
隔離部屋から、私の寝室兼保護猫部屋にうつり、私はさくらちゃんと毎晩一緒に寝ました。
クラウドファンディング概要ページの
-------------------
保護した猫のエピソード
・引っ越しで置き去りにされた飼い猫たち(あきる野市NM地区)
さくら・イチロー・サブロー(事故死)
-------------------
でも書かせて頂きましたが、さくらは飼い主に捨てられました。
何も悪いことをしない、おいでと言えば来てくれ、薬もちゃんと飲めるとてもいい子でした。
出会った人で猫の運命は決まる。
本当にその通りだと思います。
捨てていった飼い主は、引っ越し先で友人達と談笑し、優雅に踊りを舞うSNS投稿や、綺麗な外見でモデルとして被写体となり、自由を謳歌しているようにみえました。
しかし、心は冷酷な人間だということは、私達や近所の方々は知っています。
どうか2度と命に関わらないで欲しい。
さくらは真冬に外に締め出され、外で冬を越したストレスでエイズを発症したのではないかと思っています。
声が出ないほど、息が苦しいほど喉の奥まで腫れ上がり、保護してから2年半ほど、毎日薬を飲み、通院を続けました。
口内炎や喉の腫れが治ることを願い、通院を続けましたが、病に勝つことはできませんでした。
それでも、ご飯を大きな口でバクバク食べたり、お隣の猫部屋へ行こうと果敢に挑んだり、力強い姿を見せてくれたさくらちゃん。
獣医さんが驚くほど、頑張って生きてくれました。
まだ、さくらちゃんが旅立ったことを受け入れられず、頭が止まってしまってうまくお伝えすることができませんが、さくらちゃんは私達に「生きる」ことがどういうことかを教えてくれたような気がします。
きっともう虹の橋で一緒に暮らした家族猫達と再会していると思います。
もう痛くないし、苦しくない。
たくさん食べて、たくさん走って、たくさん遊んで、たくさんたくさん、待っていた猫達と仲良く過ごしてね。
私が行った時は「待ってたよ!」って顔を見せてくれるかな。
優しいさくらちゃんに、また会えますように。
さくらちゃんの治療にご支援をくださいました皆様、応援してくださいました皆様に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
▼詳細・ご支援方法
【助成金のない東京都あきる野市で地域猫活動を諦めたくない】
目標金額:300万円
支援募集期間:9月2日(月)10時~10月23日(水)23時まで
Comments